何もない

伝わらない。
午後九時。

いつまでも私は殻にこもったまま。

上辺だけの優しさはいらない。

あの人はすぐ大丈夫だよと言う。

もう無理なことはわかっているのに。

過去ログのような日記を綴り続ける。

誰も見ていないことを見越して。

名前を戻したことに対して気にしていないふりをする二千六年五月一日。