シドニー旅行記 10月19日


○一日目○

この日は移動だけでした。

まず、地元のインターからバスに乗って成田空港へ行きました。
地元のインター近くのコンビニ前で一緒にバスに乗る人達と、色々と話をしました。
私は、ボランティア参加者であり、シドニーでの班も同じ方と偶然家が近かったので、その方のご家族に、そこまで送っていただきました。
色々と話をしているうちに、ああ、本当に行くのだなという思いでいっぱいになりました。


13時半過ぎにバスが出発。

バス内では早速役員の方とボランティアで、空港内ではどう動くか打ち合わせをしたのを覚えています。
私は少し眠かったので、うとうとしていたら、注意されました。
バス内では同じ班の方と隣の席に座り〔仮にKさんとします・一緒に集合場所まできた方です〕
色々と話をしました。
Kさんは私の親より少し年上の方で、でも親しみやすい優しい感じの方です。
地元の授産所でボランティア活動をしており、そういった話も聞けて良かったです。

二度のインターでの休憩を経て、成田空港に着いたのは18時半前でした。
ここで県各地から来た参加する皆さんと合流しました。
私は成田空港に来るのは初めてで、何だかとても広いなと思いました。
色々と本部で持つ荷物があったので、空港の指定の場所に運んだり、お手洗いの介助をしたりと、バタバタしていたように思います。
そして、班ごとになり、搭乗する場所まで行くのですが、これが意外と遠かったです。
一番端のゲートまで行くので、時間がかかりました。

ゲートに到着すると、同じ班の方から、私が飛行機の座席が隣、シドニーで泊まるホテルで同室になる方を紹介されました。
障害を持っておられるのですが、前回イタリア等に行ったことがあると言うことで、私より旅なれしているのかなと言う印象をもちました。
その方がお母様から預かった手紙を読ませていただいたり、私から自己紹介をしたりしました。
今振り返ると成田空港までのバスが同じでした。
もう少し最初からお話したかったなと思います。


この日は地震にも遭遇しました。
結構揺れて、皆でとても驚いたことを覚えています。
時間があり、家に電話している方がいて、私も家に電話しました。
ちょうど親が帰宅したところで、とても心配されましたが、気をつけて行ってきてねと言われました。
親の声を聞いて、ホッとしたところで、10分遅れ位で飛行機に乗ることになりました。


飛行機では結構後ろの席になりました。
お手洗いの介助をしたり、周りに気を配ったり等、眠れたのは一時間位だったように思います。
隣の席になった方とゲームをしたり、テレビを見たり、会話はぎこちないのですが、色々と話をしているとあっという間に時間はたちました。
ただ九時間乗っているせいか、足はむくみましたが。
靴を少し脱ごうかと思いましたが、何があっても対応できるようにしておいた方が、良いかなと思い、あまりリラックスはできませんでした。


飛行機内で印象に残ったことは窓から見る朝焼けがとても綺麗だったことです。
私は中央列に座ったのであまり見られませんでしたが、あちらこちらで、綺麗!という声があがっていました。

機中泊は二度目ですが、今回は本当に緊張しながら飛行機に乗ったなと思っています。