シドニー旅行記 10月20日

○二日目○

この日は朝から少し曇っていた。
空港に到着する頃ようやくうとうとしていたので、あまりシドニーに来たという実感がありませんでした。
シドニー空港は結構シンプルな感じを受けました。
日本のようにあまり人がいなかったのは、空港が広いせいだろうか。

班ごとに別れバスに乗る。
私は飛行機で隣だった、障害をもつ方(仮にTさんとします)とバスも隣になりました。
Tさんは長旅も感じさせないような元気さを持っていて、私はとても驚きました。
Tさんのお知り合いの方も参加していたので、色々と話をしました。


バスは一行を乗せて、ミセスマックォーリー岬へ。
何の変哲もない岬だったような気がするのですが、これは天気があまりよくなかったせいなのだろうか。
記念写真を班ごと撮ってもらいました。

そしてオペラハウスを見ました。
間近で見たオペラハウスはとても大きくて、きっとこのようなところでコンサートをやったら凄いのだろうなと思いました。
中では、お土産を売っているところがあり、私はTさんと一緒に物を買いました。
時間が沢山あったので、のんびりしていたら、同じ班の方が来て、また色々と話をしていました。
参加された方は、家族連れが多く、お母さんと子供さんという形が多いのですが、皆さんからこの子はこうなんだよという話を聞いたりしました。


そしてバスで昼食を食べる場所に行きました。
昼食は洋食でした。
ウォーターフロントレストランというところで、フィッシュ&チップスを食べました。
ここで思いましたが、介助を必要とする方に対して私は何も出来なかったなと思いました。
Tさんにばかり気を配ってしまったからです。
それでも同じ班の他のボランティアの人が「○○さんはTさんのことを見ていてくれれば大丈夫だから」と言ってくれました。


でも私の気持ちを察してか、別のボランティアの方が決めてくれました。
明日からは皆で交代でTさんを見ようと言う事でした。
それは私も良い案だと思いました。
でも見る人が変わるとTさんは驚いてしまうのではないかと思ったので、意見を言ってみました。
結果、最後の日は自分が見ることになりました。


私の班のボランティアの方は、身近に障害を持った方がいる人、普段ボランティアをされている人、こういう企画に何度も行った人、福祉系の学生さん、福祉の仕事をしている人がいて、班の方と話すだけでもとても勉強になります。
旅の間本当にお世話になったような気がします。


昼食の場所を出てからは、ブルースポイントというところで記念撮影をしました。
全員入るのかなという感じでしたが、今度の事後研修で写真を見るのが楽しみです。


その辺を散策後、いつの間にか夕方だなと思っていたら、出発とのことでした。
またバスに乗り、着いたのはローウェンブロウケラーという、ドイツ料理の店でした。

実は何を食べたかあまり覚えていないのですが、じゃがいも料理が出たような気がします。
ここは半分地下になったようなお店で、車椅子の方などは移動が大変だったように思います。


夕食後、フォーポインツシェラトンというホテルに行きました。


とても綺麗なホテルだなと思いました。


私は日本から出発する前に言われたとおり、Tさんと同じ部屋になりました。
Tさんはちょっと疲れていたので、お風呂に入ってもらうことになりました。
一段落すると、ミーティングの連絡がありましたが、私は参加しなくてもよいということになったので、この日は、お風呂に入って、22時位には就寝しました。