シドニー旅行記 10月21日 後半

続き


午後からシドニー郊外の動物園に行く。
バスで結構かかったような気がするが、正確な時間は覚えていない。
フェザーテイル・ワイルドライフパークというところを見てきました。
私は同じ班のボランティアの方(仮にHさんとします)とまわることにしました。
誰かに付き添っても良かったのですが、入り口で皆が入ったか確認していたら遅くなってしまったので、班の中では一番後になってしまいました。


この日は午後から晴れてとても暑かったです。
Hさんとは事前研修で色々と話をしていたのですが、何故かこの旅行について意見を一番言い合う形で話をしました。
動物園に来て、何故と思われるかもしれませんが、お互い思っていることを言ったら、少し楽になりました。


入り口からすぐのところにコアラがいました。
私はもう少し広いところにいるのかと思いましたが、そうではありませんでした。
木にしがみついているという感じです。
Hさんに写真を撮ってもらいました。
コアラを見てもう少し感動するかと思ったのですが、何となくすぐ通りすぎてしまいました。
でも親子のコアラはとても可愛かったです。

この動物園は沢山の鳥がいたのですが、英語を読めても意味がわからずじまいでちゃんと調べていけばよかったなと思います。


一番見て驚いたのが、カンガルーでした。
何故かというとありえないポーズでいたからです。
ピョンピョン跳ね回っていると思ったら、横座りというか、自分の頭の中では○クシーなポーズだとしか思えませんでした。
何だか良い意味でカンガルー達は、ダラーッとしていて、少し笑ってしまいました。


ふと気がつくとHさんが「ここの動物達は幸せだけれど・・・」と言い始めました。
その後何も言いませんでしたが、私は何となく言いたいことがわかるような気がしました。


他にもエミューウォンバットを見ました。
珍しいなと思ったのが、白い孔雀でした。
ハリモグラ?もいました。
小さいペンギンもいてこれは可愛いなと思いました。
様々な生き物を見て南半球には独特な生き物がいるなと思いました。
このような動物達はどの様に進化してきたのだろうか、それを調べてみたいと考えたりもしました。
動物園には2時間半位いました。
旅行の参加者の方を見かけると、皆さん楽しまれていたので、少しホッとしました。

ここは観光客用の動物園なのだなと、あとから思いました。


その後街に戻り、インペリアルペキンという中華料理店で夕食を食べることになりました。
ハーバーブリッジが見えて、夕焼けがとても綺麗でした。
昼食を同じテーブルで食べた方と一緒だったので、また話が弾みました。

そのあとでホテルに行きました。


前述のNさんと部屋を交代することになりました。
Nさんが自発的に班のリーダー的な方に言ってくれたそうです。
私は帰りもTさんと飛行機が隣なことは知っていて、部屋もずっと同じで良いのにと思っていたら、リーダー的な方にとても的確なことを言われて、納得しました。

部屋に荷物を持っていくと、別の班のボランティアの方(仮にIさんとします)がいらっしゃいました。
私はこの方と少し話をしただけで、ああこの人は何てあたたかい人なんだろうなと思いました。
Iさんが同じ班の方のところに、入浴介助に行くと言うので、私もついていくことにしました。
Iさんはとてもテキパキと介助を行っていました。
私は少し手伝うだけでしたが、本当にお風呂に入っている介助される側の方もリラックスされているのがわかりました。


自分の部屋に戻るとすぐミーティングとのことでしたので、本部役員の方の部屋に行くことになりました。
ミーティングは2時間位続きました。
行程の確認、問題点、色々なことを話し合いました。
自分はまだ何も出来ていないと思いました。

ミーティングが終わるとドッと疲れましたが、支度をしてお風呂に入り、日付が変わる前に就寝しました。


※三日目は本当に自分の考えの未熟さを痛感したような日でした。
しかし、この日は様々なものを見ることが出来て充実していました。