上で

ビルから見下ろす景色は、何も変わらなかった。

いつも、見てきたこの情景を。

一生忘れないだろう。

生きることは・・・

あまりにも難しい。

と思ったところで、私は目覚める。

夢。

夢では、もうすぐおわるところだった。

私は、いつも何かをおわらせたいのだ。

終幕。

フィクション。