独り

考えてみれば外泊も結構したけれど、特に何にもなく過ごしてきた気がする。
最近は特に打つ事柄もなく、平和なのは良いのだが。
病院でのことは病院でのことであり、私にとって有意義なことばかりでもない気がする。

留守電に吹き込んだのはいつだったか。
主のいない家はシーンとしていた。
コンビニで適当に食べ物を買って、食べて寝る。
いつまで待っていれば良いのだろうか。
多分寝てしまうかもしれない。

独りだなあと思う。

ひとりということに慣れてしまえば、凄く人生は楽になると思っている。
何人も傷つけて、自分の病気を言ったら、何人も去っていって、それはしょうがないことだと思う。
誰だって健康な人が良いわけだから。
音楽はアンビエントばかり聴いている。
パソコンが唯一のはけ口なのだろうか。
違うだろう、話を聞いてくれる人はいるだろう?と今ふと思う。

救急精神病棟 (講談社+α文庫)

最近この本を読み返しているが、これは自分が発病する前に古本屋で買った。
人生どうなるか本当にわからない。
もう少し若かったらなあという言い訳はしないようにする。

さてそろそろ休もうか。

さっきの自宅の電話着信なんだったのだろう。